早見和真「店長がバカすぎて」を読んでみた

2020年4月4日

早見和真「店長がバカすぎて」(2020年本屋大賞ノミネート)

2020年本屋大賞にもノミネートされている「店長がバカすぎて」を読んでみました。


店長がバカすぎて

気楽に読めるエンターテインメント

気楽に読めて、笑える。読みだすと止まらない。

集中しだすと、あっという間に読み終わってしまうかもしれません(笑)
(私がそうでした。)

書店員の主人公 谷原京子(28歳)と、おバカな店長との物語に、
笑わせられたり、共感したり、イラッとしたり(笑)

本を読みながら、様々な感情が出てきて、これぞエンターテインメントという本でした。

書店あるある、上司あるある

僕は書店で働いたことがないので、この本を読んで初めて知った”書店の慣習やお決まり”がたくさんありました。

どの業界でも、いざ働いてみると、働く前に抱いていた夢や希望との乖離はあるものですね。

でも、その中にも、やりがいを見つけたり、上司、後輩とのつながりの大切さに気づいたりもする。

あー、なんか、わかるなぁと思いながら、読み進められました(笑)

あと、読みながら「こんなバカな上司いる!w」とかね、思っちゃいましたね(笑)

イラッとはしますが、なんか笑えますよ(^^♪

結末が予想外!

この本、結末は予想外の形でした!

レビューなんかを見てると「この展開は予想できたわー。」と仰る方も見かけましたが、僕は純粋に驚きましたよ。

本を閉じたときは良い本を読んだな、笑わせてもらったなと素直に感じました。

こんな人におすすめ

  • 本、書店が好きな人
  • ライトな本を読みたい人
  • 笑顔になれる本を読みたい人

この本を読んで、書店や出版業界の厳しさも感じました。
電子書籍も良いですが、紙の書籍も大切にしていきたいですね。


店長がバカすぎて