COMING KOBEから教わった一つのこと

2019年4月7日

今年もCOMING KOBEのアーティストが発表されましたね。開催が待ち遠しいですね(^^♪

第1弾出演アーティスト

ガガガSP / キュウソネコカミ / KEYTALK
アルカラ / 踊ってばかりの国 / SCOOBIE DO
tricot / Dizzy Sunfist / Bentham
TENDOUJI / 突然少年 / kasa.

COMING KOBEとは

みなさんは、COMING KOBEへ参戦したことはありますか?
ご存知の通り、COMING KOBEはチャリティーフェスです。

タダで音楽が楽しめるフェスというわけではないんですね。
COMING KOBEには、↓のようなコンセプトがあります。

阪神淡路大震災を風化させず語り継ぎ神戸からの恩返しとして被災地支援を行い、神戸の魅力を伝える事を最大のテーマとします。
減災・防災・そして震災からひとりでも多くの方に“気づき”の“きっかけ”を作る。

COMING KOBEは、減災・防災・震災から私たちに“気づき”“きっかけ”を与えてくれようとしてくれているんですね。

阪神淡路大震災の記憶

阪神淡路大震災の年、私は、小学校へ入学する前の幼稚園児でした。
当時の記憶はうっすら残っています。

私の祖父母は、兵庫の人なので、震災直後の祖父母の家の様子や、倒壊した駅を見たのを少し覚えています。
(幸い身内に、けが人はいませんでした。)

当時の私は、まだ小さく復興へ向けて何の力にもなれなかったのは言うまでもないです。

東日本大震災の記憶

2011年の東日本大震災。私は、就活真っ最中でした。
この年は、内定率が過去最低と言われていた中で起きた震災。

まだ働いてなかった私には、大きなお金を動かす力もなく、目の前の就活に集中するしかなかったのですが、心の中には、無力感しかありませんでした。

本当につらい年でした。

COMING KOBEから教わった一つのこと

私は学生の頃からCOMING KOBEに参加しており、社会人になった現在も毎年参加しています。
みなさんご存知の通り、COMING KOBEには、たくさんのボランティアの方がいらっしゃいます。

恐らく学生さんでしょうか。声をからして募金を呼び掛けてくれ、募金をすると笑顔で「ありがとうございます!!」と言ってくれるんですね。

私がその姿を見て感じたこと、そして「COMING KOBEから教わった一つのこと」というのは、私たちは無力ではないということです。

時には、自分1人の力じゃ変えられない現実に直面することもありますが、個の力がたくさん集まれば、大きな力に変えることだってできるんです。

カミコベの募金活動もそうです。
一人一人の力が集まって被災地の支援につながるんだと、ひしひしと感じます。

今の私は本当に無力だった幼稚園児の頃、そして就活生の頃とは違い、社会に出て、エンジニアとして、少なからずお金を動かす人間になりました。

これからも、もっともっと世の中が便利になるようなソフトウェアを開発し、お金をしっかり稼ぎ、募金をしようと思います。

これからカミコベがもっと世の中で認知されれば、新たに別のチャリティーイベントが生まれる!なんてこともあるかもしれません。

私たちはそんな輪がもっと広がるよう、今年もカミコベを全力で楽しみ、必ず募金をして、震災からの気づききっかけを作っていきたいですね。



奇跡のロックフェスCOMING KOBE~震災語り継ぐ神戸で生まれたフリーイ ベントの記録~