京都大作戦 心ゆくまでご覧な祭 ROTTENGRAFFTY 感想

2019年3月23日

京都大作戦 心ゆくまでご覧な祭 ROTTENGRAFFTY

この日のROTTENGRAFFTYのライブは、本当に圧倒的でした。

雷と雨の影響で、演奏する曲は3曲。

ラストに演奏した「金色グラフティー」が、このDVD「京都大作戦2007-2017 10th ANNIVERSARY ! ~心ゆくまでご覧な祭~」に収録されています。

この日、ROTTENGRAFFTYがライブを開始した時間は、19:22。京都大作戦は20時で音止めとなるため、ロットンと10-FEETが演奏できる時間は残り38分の状態でした。

普段であれば、10-FEETが演奏をしている時間ですし、太陽が丘のあの時間帯に演奏をしたことのあるバンドは、今まで10-FEETだけでした。

今思えば、ある意味この時間帯で演奏を行えるバンドは、10-FEETの盟友であり、京都で生まれ育ったバンドであるROTTENGRAFFTYだけだったんだと思います。

当時、私も会場に居ましたが、ロックの神様は、京都大作戦2017で10-FEET、ホルモン、SHANK、G-FREAK FACTORY、そしてロットンを試すような采配をしたんだなと感じました。

ライブスタート直前のNOBUYAさんはメンバーに一言「思いっ切りいこや!」と声をかけます。

まさに、ライブは全力疾走で駆け抜けるようなライブでした。

 

金色グラフティー 10-FEETの想いはここ太陽が丘に…

DVDに収録されている「金色グラフティー」では、「夕焼け空に…」で、2万人の歌う声に鳥肌が立ちます。

お客さんの表情にも、「想い」や「願い」が込められていて、本当にこのライブを待ちわびていたんだなと思います。私も、ロットンと10-FEETがライブを行えるのかどうか、とても不安な気持ちだったことを覚えています。

実際の「金色グラフティー」のライブの様子は、DVDで是非チェックして頂きたいですが、圧倒的なライブでした。10年ほどロットンのライブを見てきましたが、個人的には、3本の指に入るほどのライブでした。

その日は、たった3曲でしたが、ライブでは、メンバー5人の個性が、いかんなく発揮されていました。ロットンは、ここぞという場面で今までにない奇跡を見せてくれるバンドなんだと再認識させられました。

京都大作戦2017、金色グラフティーが演奏されている時間は、空は漆黒、そして雨でした。しかし、あの日の、あの太陽が丘は、日本中のどこよりも輝いていたと思います。

京都大作戦2007-2017 10th ANNIVERSARY ! ~心ゆくまでご覧な祭~ (通常盤)[DVD]

セットリスト

D.A.N.C.E.
This World
金色グラフティー(DVD収録曲)